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2013年12月

2013年12月31日 (火)

今年もありがとうございました。

今年もあと数時間で終わろうとしています。今年は私もとうとう40歳の大台になってしまいました。
事業を始めたのが32歳。ずいぶん時間が経ってしまったものだと感慨深いです。

今年は会社の移転という大きなイベントがあったためとても慌ただしい一年でした。なにか本当にあっという間に一年が過ぎ去ってしまったように思います。

そして今日は決算日です。こうして決算を無事迎えられるのも応援してくれる皆様のおかげだと感謝しています。
今年はおおむね予定していた予算は達成しましたが、新しい試みに取り組んだことがどれも道半ばになっていることがとても悔やまれます。
来年は会社の経営計画に対し更に真摯に取り組みたいと思います。


巷間ではアベノミクス効果による好景気が言われていますが、中小企業が置かれている環境はとても厳しいものです。
最近、会社経営をしていて強く思うのは会社の経営では「存在意義」がとても重要だということです。
当社の存在意義はどこにあるのか、自問自答をつねにしていきたいと思います。

来年も環境テクシスをよろしくお願いします。

2013年12月29日 (日)

エコフィードのマーケット

年末も押し迫ってきました。今年の12月はとても忙しかったような気がします。
当社の仕事はそれほど年間を通じた仕事量の変化があるわけではないのですが、今月は出張が多かったこと、忘年会などの機会が多かったこともその原因の1つかと思います。


忙しい理由の1つにWebなどを通じて仕事のご依頼が増えていることもあります。Webからのお問い合わせで一番多いのは「食品廃棄物を飼料としてリサイクルして欲しい」というものですが、「エコフィードを購入したい」という畜産農家さんなどからのお問い合わせも増えています。

シカゴコーンの相場は昨年から見るとかなり低くなっているのですがそれでも絶対的な高値圏にあることは変わらず、また円安の影響もあり配合飼料の価格は高止まりしています。こう言った背景の元エコフィードの需要は確実に増加しているものと思います。エコフィードを使用するということは確実に一般化してきています。

このような情勢のもと、食品メーカーさんのところに営業に行きますと食品廃棄物がすでに飼料として利用されている・・・ということがよくあります。飼料として利用されていると必ず有価物として取引されていると言うわけではなく、産廃として処分費用を払っている場合もあります。飼料利用であっても処分費用を払っている場合、その費用を低減できないかということで当社へご相談をうけることが増えてきています。また、有価物として廃棄されている場合でもその価格をさらに高くしたいということでご依頼を頂くケースもあります。


エコフィードのマーケットはごく限られたものですので、すでに飼料利用されている場合その利用先はかなりの割合でお取引、お付き合いのある畜産農家だったりします。そういう原料を横取りしてしまいますと軋轢が発生することは確実です。
また、利用先がお付き合いのある先でなくても、限られた原料を取り合っていくことは相場の高騰を招き自分の首を絞めることになってしまいます。同じような手法のリサイクルでの競合は価格競争だけの勝負になってしまいます。
そもそももともと飼料利用されているものを利用しても食糧自給率向上には貢献しません。


と言うわけで、すでに飼料として利用されている原料の場合、なにか特段の理由がない限りは手を出さないようにしています。営業に行ったときには、「今はどうやって処理されていますか?」と必ず聞くようにしているわけです。


食品リサイクルに限らず、単一マーケットで同じ手法での競合というというのは必ず価格に陥ります。企業、特に中小企業ではオンリーワンの部分がなければ競争力が持てず中長期的な継続性が維持することはできません。
当社は技術分野での存在価値を見いだし事業の発展をめざしていきたいと考えています。そのためにはまだまだ勉強と研究が必要だと思う今日この頃です。
Kimg0037
もやしサイレージ(写真と本文は関係ありません)

2013年12月 5日 (木)

為替相場とエサ屋のビジネスモデル

忙しいこともありますが、書類仕事が溜まっていてブログを書く余裕がなく更新が滞っています。飲みに行く日が多すぎるからと言う噂もありますが

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為替が円安傾向になってきました。円安により株式市況は活況を呈しており、輸出関連企業の好決算が続いています。円安により輸出の価格競争力が増すことは間違いないですが、これはとりもなおさず国内の経済力を相対的に下げることにより原価が低減できていると言うことです。
つまり、円安とは労働者の賃金がグローバル基準で見て低くなっているから価格競争力が増えていると言うことです。日本人が貧乏になって輸出競争力が増えているわけですから、輸出関連企業以外で円安を礼賛している人は自分が貧乏になっていることを喜んでいることと一緒ではないでしょうか。
国内だけで資源をまかなっているのでしたら問題ありませんが、日本の経済は海外資源に依存しており円安の結果購買力が低下している=物価上昇しているのは当然の結果です。アベノミクスでは物価上昇目標が定められていますが、物価上昇は経済好転の結果で起こるべきであり、物価上昇により経済好転するというのは本末転倒ではないかと思います。

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と、前置きが長くなりましたが円安の結果飼料価格が上がっています。ドルベースの海外の穀物市況は低下していますが、円安がその効果を帳消ししている格好です。逆に言うと、ドル安の結果穀物市況が低下しているのに過ぎず、為替を考慮すると穀物価格は変化していない・・という見方もできます。

飼料価格の高騰により畜産農家の経営は厳しさを増しています。日本の畜産農家は売上に占める飼料コストの比率が高く、畜種によっては売上の60%以上になることもあります。
家族経営でも売上が数億円に達して飼料を年間億単位で購入しているケースも珍しくありません。

こうした状況下、経営が悪化すると飼料購入代金の支払いができなくなり、代理店への買掛金が増加して言うケースが多く見られます。

代理店としては買掛金が滞納することによる回収リスクの増加を回避するため、販売単価を引き上げていきます。場合によっては20%以上単価が異なるケースもあります。飼料購入単価が高いとますます経営が圧迫されていき、経営が行き詰まる原因となります。畜産農家は一旦経営が悪化すると立て直しが非常に難しい訳です。

また、代理店によっては売掛が増えた場合担保を押さえることもあります。ここまで行くとほとんど金融ビジネスに近いものがあります。つまり、上限金利に縛られず金利20%での金貸しをおこなっているようなものです。

 
収益を上げるビジネスモデルとしてはとても興味深いですが、そういったやり方を続けていくことは業界の縮小を促すことにつながりかねず好ましいものではないと思います。また、農家も安易に支払を送らせることは経営圧迫の大きな要因となり得ることを知るべきだと思います。農業であっても億単位の金を扱う以上、ビジネスとしてのルールに則ることが重要なのは言うまでもありません。

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